be off 通信


不定期ですが、スタジオでの出来事やお知らせしたいことなど、綴ります。

ブログは、日々の暮らしから思う事々を 随時更新します。

宇都宮出身の哲学者であり小説家である千葉雅也さんのインタビュー動画撮影が行われました。(NHK宇都宮支局制作)

動き出すような言葉のやりとりで、日々につながる哲学、生きるパワーが溢れるひと時でした。インタビュー終了後、ピアノ即興演奏も弾いてくださり、思いがけないワクワクの撮影、千葉さんをはじめ、NHKスタッフの皆さんもbeoff空間を楽しんでくださったようで、嬉しい時間でした。

10月26日よりNHKWEB特集というサイト(特集一覧|NHK NEWS WEB)に 記事掲載

11月2日(水)NHK「とちぎ630」(県域18:30~19:00)でテレビでの特集も あります。


TBSドラマ「インビジブル」の第5話の撮影に 会場提供しました。

beoffのロゴが、オンエアー

重要な場面を撮影くださり、ワクワクしました。



雨にもならず、無事、穏やかに盛り上がりました。ご来場ありがとうございます。演者、スタッフ、サポーターの皆様お疲れさまでした。

大谷でのイベント情報です。妻木もダンスで参加します。大谷だからこその企画です。

ISHIKIRI JAM 03 産土-ubusuna-

 場所 : ishikiri terrace   期日:5/21(土)1700 開場 1730 開演


ダンスと即興音楽のジャムセッション 。大谷で収穫のお米で作られた日本酒 botti 、谷口直之氏 botti コラボの大谷石陶芸の作品紹介、販売もあります。

舞台は、水田と夕暮れの山々との風景を背景にしたイシキリテラスで行います。 ダンスを楽しみながら、最後は観客もともに参加する舞台を考えています。

また、水田を眺めながら botti とつまみを嗜みながら、ゆっくり夕暮れの移り変わる風景を楽 しんでもらおうと思っています。この地で育ったお米が、お酒になってみんなの手の元に届き て、そして今年もこの水田で新たにお米が育まれていく。そんな感謝と五穀豊穣の祈りの意味 を込め産土(ubusuna)としました。

【産土(うぶすな)】:その人の生まれた土地。生地。産まれた土地の守り神をウブスナ神という。


参加アーティスト:谷口直之 奥住陽介 シークレットゲスト 妻木律子

参加費:大人1,000円  小学生以下 500円

要予約、beoff でも承ります。

田んぼのあぜ道で怪人と遭遇


テラスには、脱皮した妻木、田んぼあぜ道には怪人


be offヒストリー No.2 2004年10月~2004年12月25日(2022年3月15日 記)

 空港に降り立って地下鉄に乗ると、そこは想像していた街ではなく、多くの人種が入り混じるカオスでした。道は石畳、ガタコトとトランクを引っ張っぱり、まだ夕方のはずなのに夜のような暗さ、流石に冬のロンドンは陽が落ちるのが早い。信号はあれど、自己責任で道を渡れと言わんばかりに「LOOK RIGHT」「LOOK LEFT」が大きく書かれている。何もかも なんだか猥雑だ、、、というのが第一印象でした。

 The place は、一見古いロンドンによくある石造りの建物の中に在りました。ブルーの看板には、劇場、アーテイスト支援、ビデオライブラリー、ラーニング&アクセス(ここが私がお世話になる部署)、カフェ +more と書かれていまして、この看板を見つけたときは嬉しかった。古い建物に取り付けられた大きなガラスドアを開けると、一気に世界が開けるような気がしました。外観とは打って変わって、ダンスにまつわる実に多くの部署が、この場を起点に稼働していたのです。お世話になる我が部署のボス、クリスとは、地下のカフェで対面。「ダンスを学びに来る日本人は多いけれど、Ritsukoのような目的でここに来た人は初めて。」と歓迎してくれました。しかも、事前に英語が十分に話せないことを伝えていたので、なんとこの部署が運営するダンススクールの指導者である日本人、あか音さんを私のサポート役としてお願いしてくれていたのです。あか音さんも、クラス指導しているものの、この部署が他にどんな仕事をしているのか全く知らないのて、Ritsukoの研修に付き合うことを喜んで受け入れてくださいました。ラッキー、ラッキー、ラッキーこうして、我が3か月研修は、クリスの見事なスケジュリングと采配で開始しました。

 Learning & Access この部署は、現在は名称が変わったようで今は別の名になっていますが、当時の私にとって、学び そして つながるというネーミングは、まさに私の求めていた分野でした。様々な劇場が提供する、公演以外の人とつながるためのプログラム、お年寄りから、ホームレス、一般の方に向けたダンスプログラム、人種が異なることで言葉が通じにくい小学校でのダンスプログラム、つながるための多くのプログラムをこなす現場のスタッフと対面、あか音さんの助けがなければ理解できないことばかりでしたが、多くの現場を見せていただきました。(空いた時間はちゃっかりダンスクラスも受講できましたし、あか音さんのダンスチームと本番で踊ることまでできてしまいました。)

 最後は、私の送別会を用意いただき、つたない英語でbe offについてのプレゼンをさせていただきました。そして、クリスに言われた「思考はグローバルに 行動はローカルに」「ビーカム 灯台になれ」を脳裏と心に刻み、クリスマスの日に帰国しました。彼らの仕事の邪魔でしかない私に、誇りをもって自分たちの仕事を見ててくれた彼ら、そしてあか音さんには、感謝しかありません。

 ダンスが実に様々に、社会の中で多くの役割を担うために動いていた 当時のロンドンにあった「The place」そこでのこの日々こそが、私の大きなビーカムとなり、帰国後のbe off に光を照らしてくれました。勿論規模は雲泥の差ですが(笑)

建物にあった看板

Learning & Access メンバー

あか音さん&ビデオライブラリースタッフ

be offヒストリー No.1 2003年~2004年10月 (2022年3月8日 記)

 新しいサイトになりましたので、ここで少しbe off設立のお話をシリーズで書いてみます。

 2003年4月~2004年3月 妻木律子ダンストライ「転器」という企画を試み、毎月1回様々な場所で踊りました。彫刻家のアトリエに始まり、個人宅のお庭やリビング、カフェ(カフェ・ケンゾー・サン》、大きな机があるオフィス(グッドフェローズオフィス)、そして、まだボロボロで真っ暗だった廃墟のような大谷石蔵(ここがbe offになりました)に1台のライトを持ち込み踊りました。この「転器」に立ち会ってくださった方々は130人以上に及び、2004年1月には、be off設立運営基金を立ち上げ、多くの方々との連携や出会いの上に、2004年4月についに設立しました。(今でいえば、クラウドファウンディングです。)

 2003年のまだ寒い春に、知人の紹介で眠っていた石蔵の中に立ち「ここだな」・・・と。 そして周辺の方々を巻き込み怒涛の1年が始まりました。設計や施工とのやり取り、資金面の苦心、様々な局面で、「進むしかない」という私の思いを多くの方々が応援くださいました。蔵の内部に残っていた不要な木材の撤去は、全てボランティアの力で敢行、2重のマスクをしての作業でしたが、長年の埃が舞い散り、終われば鼻の穴は真っ黒でした。あの時の勢い、周囲のメンバーの強力な助っ人、何もかにも、今思うと魔法のような日々でした。

 2004年6月にオープニングイベントを行い、その後、木内里美さんとのコラボ作品の県内ツアー(小山、馬頭、那須)、1995年より継続の県内舞踊家たちとの連携で生まれたオープニングワーク公演、チャンベロとダンスのコラボパフォーマンスと、息つく暇もないスケジュールをこなし、その10月になんと私はイギリスに旅立ちました。この空間をよりよい場にするには、夢のようなビジョンをもって運営したく、文化庁派遣在外研修員としてイギリス、ロンドンにある、《The place》国営のダンス機構に出向きました。生まれたばかりのbe offを信頼できるスタッフに頼んで、、、よくぞ彼女らが送り出してくれたと思います。みな、ダンスが何より大好きな面々、感謝しかありません。とにかく、beoffの未来をちみちみした現実に倚りかかりたくなかった、最高の場を見て志高く進みたかったのです。

さて、ここから先のロンドンのお話は、次回、今日はここまで。

「転器」のチラシには「いま・ここに・かつて・いつか・どこかに・ころがる・体・動き・進めなくては」と記していました。

2003年新春 初めて訪れた時の石蔵

解体作業 他にも女子メンバーいましたが、ここには映っておらず

2022年新春 多くのサポートに感謝 (2022年3月1日 記)

 このサイトは、(株)つばめソリューション のサポートを頂いて誕生。石川慎太郎さん、飯田楓花さんの丁寧な対応のお陰で、早々にリニューアルできました。また、照明は照明家奥村知之さんによりバージョンアップし稼働します。be off の天井はとても高く、電球を取り換えるのも大仕事です。これまでも頼りとする方々がサクサクと作業を進めてくれたお陰できりぬけてきました。今回は、女優鵜飼雅子さんの大活躍で無事敢行、高所恐怖症の私に出来ることは少なく、オロオロと器材を運んだり掃除をする程度イベントの際は、消毒作業や設営、撤去、受付駐車場係等、多くの役割必要で、ダンスクラスの面々が常に応援してくれます。このような多くのサポートを得て、より良き空間が作られています。